読書

【あなたは遅い?】読書スピードが遅い原因とは?読むのが速い人の特徴やコツを知ろう!

2022年2月25日

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悩む人

読書するのが遅くて1冊読むのに時間が掛かる…

と、読書スピードを少しでも上げたいと考えていませんか?

読書スピードが遅いと読書が億劫になり、読書から離れて行く原因になります。

ですが、速く本が読めても「本の内容の理解度」が疎かになっては、意味がありません。

”本の内容の理解” × ”読書スピード”

を、うまく両立することが大切です。

そこで今回の記事では、次のことを紹介していきます。

\今回の記事で学べること/

  • 日本人の平均読書スピード
  • 読書スピードが遅い人の原因
  • 読書スピードが速い人が実践していること

それでは見ていきましょう!

日本人の平均読書スピード

reading

原因を知る前に、日本人の平均読書スピードを知っておきましょう。

読書するスピードが遅いと悩んでいますが、もしかすると日本人の平均読書スピードくらいの可能性もあります。

日本人の平均読書スピードは、1分間に400文字~600文字と言われています。

参考までに、身近な本や物の文字数は下記のとおりです。

  • 原稿用紙1枚 → 400文字
  • 文庫本の1ページ → 500文字±100文字(平均)
  • ビジネス書1冊 → 約12万字

ビジネス書を例に考えてみます。

1分間に500文字読める人であれば、12万文字 ÷ 500文字 = 240分。

約4時間で読み終えるぐらいが日本人の、平均的な読書スピードです。

自分の読書スピードを知ろう!

自分の読書スピードを測定できるサイトもあります。

「日本速脳速読協会」という団体が作成した”読書速度ハカル君”です。

もちろん無料&登録不要なので簡単に、自分の読書スピードを測れます。

ゲーム感覚で自分の読書スピードを知れるので1度やってみよう!

たくや

読書スピードが遅い人の原因とは?

question

ここからは、読書スピードが遅い人の原因を解説していきます。

スピードが遅い原因を解消し、読書のスピードが上がれば、

  • 知識に触れる回数が増える
  • いろいろな本に出会える
  • 少ない時間を有効活用できる

と、読書が充実すること間違いなしです。

主に原因は次のようなことです。

読書のスピードが遅い原因

  • 全てを読もうとしている
  • そもそも読書になれていない
  • 知識や情報が不足している

1つずつ詳しく見ていきます!

全てを読もうとしている

全てを読もうとする考え方も、読書のスピードを遅くする原因の1つです。

いわゆる「完璧主義者」がそれに該当します。

一字一句全部読む必要はありません。

悩む人

でも全部読まないともったいない…

と、考えてはいませんか。

自分もそうでしたが「本当にこの内容読んで意味あるかな?」と考えるようになって読書スピードが上がりました。

内容がしっくりこない場合は、読まなくて大丈夫です。

自分の経験からも、「読んでも記憶に残っていない」場合が多いからです。

読み飛ばす勇気を持つことも、読書のスピードを上げるうえで大切になってきます。

そもそも読書に慣れていない

読書に慣れていないことも読書スピードが遅くなる原因です。

どうしても人間は、慣れていないことをするときは時間が掛かります。

日本人の約半数は、1ヶ月に1冊も本を読まないという、調査結果もあるくらいです。

例えるならば、普段マラソンしない人に、「フルマラソンを走ってこい!」と言っているようなものです。

悩む人

それは無理だね…

毎日コツコツ読書を続けていけば、おのずと読むスピードは上がっていきます。

知識や情報が不足している

読む本の知識や情報が不足していると、読むスピードは遅くなります。

全くの知識0の本と、半分くらいの知識のある本だと読むスピードが全然違うことが想像できます。

Aさん

この内容知ってる!

ってことが増えると、多少読み飛ばしても、本を読み終わったあとの理解度に差はありません。

ですから、読む本の”知識”と”情報”を少し読む前に入れておくことが大切です。

読むのが速い人の特徴やコツとは?

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ここからは、読むのが速い人の特徴やコツについて紹介していきます。

主に次のようなことです。

読むのが速い人の特徴やコツ

  • 読書経験や知識が豊富
  • 目的を持って読書する
  • 取捨選択が上手
  • 読み方の順番が違う

読書経験や知識が豊富

当たり前のことかもしれませんが、読むのが速い人は「読書経験」が豊富です。

遅いと悩んでいる人のほとんどが、「読むこと」に慣れていません。

読書経験が豊富であれば、知識の引き出しも人より多いはずです。

その知識を利用して、読書しているのです。

「声に出して読みたい日本語」などで有名な齋藤孝さんは次のように語っています。

なぜ読めば読むほど楽に、速く、正確になっていくかというと、本は知識で読んでいるものだからです。それゆえ、読書においては、知識の積み重ねがそのまま実質的な意味を持っており、量を重ねていくことで質的な変化を起こす……いわゆる量質転化が起きるのです。

齋藤 孝. 大人のための読書の全技術

本は知識で読んでいる…

深いですね…

たくや

読書することに慣れ、知識と経験が増えると読書スピードは格段に速くなります。

目的を持って読書する

読書に対する目的意識も違います。

目的を持つことで、読書スピードは格段に上がります。

本の内容って、全部が自分に必要な情報とは限りません。

全体の20%が自分の必要な情報

本1冊から1つでも学ぶべきことがあればよし

とも言われています。

目的を持って読書しないと、ダラダラと自分の目的と違う部分も読んでしまいます。

それが結果として、読書スピードを遅くします。

ですから、本を読む前に

  • なぜこの本を読むのか
  • この本から得たいことはなにか

を、しっかり決めて読書しましょう。

そうすれば、おのずと読書スピードは上がります。

取捨選択が上手

読むのが速い人は、「取捨選択」が上手です。

取捨選択とは?

よいものを取り、悪いものを捨てて選ぶこと。

自分な必要な情報と、不要な情報を上手く分けましょう。

例えば、

  • 知っている情報は読まない
  • 必要ないと判断できたら読み飛ばす

こういった感じです。

読書経験が浅い人は最初、戸惑うかもしれません。

自分も取捨選択を始めた結果、読むスピードが上がりましたので、おすすめの方法です。

読み方の順番が違う

読むのが速い人は、読み方の順番が違ったりします。

びっくりする女性

初めから順番に読むんじゃないの?

と、驚かれるかもしれませんが、本当です。

自分も読み方を変えたら、読むスピードが速くなりました。

気になる読む順番は、

前書き → あとがき → 目次 →本文

前書きは始めに読むと思いますが、読み終わったら「あとがき」を読みます。

本を書いた人が1番力を入れている箇所が、「前書きとあとがき」です。

そして「目次」を読めば「本の内容」の大枠をある程度理解でき、ある程度書いている内容を予想しながら読み進められます。

そうすることで、

  • 能動的に読書ができる
  • 内容が頭に入ってきやすくなる

ことが考えられ、読書のスピードも上がります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回の記事のポイントを簡単にまとめてみました。

この記事のポイント

  • 日本人の平均読書スピードは1分間に400~600文字程度。

\読書が遅くなる原因/

  • 経験不足、知識不足、全てを読もうとする考え方。
  • 速い人は経験や知識が豊富
  • 目的を持って読書している
  • 取捨選択が上手
  • 読み方の順番が違う

読書が速い人の特徴やコツを取り入れて、「読むのが遅い」を克服してみてください。

ですが、速いからいいと言うわけでもないので、自分のペースで読むことも大事です。

実践できるところは取り入れて、今日から始めてみてください。

上記のコツを取り入れれば、平均ぐらいには到達できるはずです!

それではまた!

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