紙の本のメリットってなんだろう…
電子書籍の方が便利でよさそう…
と、疑問に思ってはいませんか?
現在、紙の本の売上は減ってきていて、電子書籍は売上を伸ばしています。
特にマンガ本は、2017年から「電子書籍」の売上が、紙の本を初めて抜き去りました。
これからもこの傾向は続くと思われますが、そんな中でも「紙の本」で読書する人は大勢います。
紙の本には、紙の本にしかないメリットがあるからです!
しかし、少なからず紙の本にもデメリットが存在しています。
そこで今回はこのようなことを紹介していきます。
この記事でわかること
- 紙の本のメリット・デメリット
- 紙の本を読むことで得られる効果を最大限利用する方法
電子書籍の利用が増えてきていますが、電子書籍にはない紙の本の魅力を紹介していきます!
紙の本のメリットって?
それでは紙の本のメリットについて、紹介していきます。
主に次のようなことです。
電子書籍にはない、紙の本ならではのメリットもありますので参考にしてみてください。
記憶の定着は紙のほうがいい
個人差があるかもしれませんが、断然紙の本のほうが記憶に残ります。
自分も体感的ですが、紙のほうが記憶に残りやすい気がしています。
紙の本と電子書籍を比べて、記憶の定着に差があるのか研究が行われました。
研究結果は紙のほうが、記憶に残りやすいということが分かっています。
理由は次のようなことです。
紙の本が記憶に残りやすい理由
- 重みや本の厚さ、ページめくりなどの感触による記憶が残る
- 紙の本では、どの辺りに書かれていたかなどの場所で覚えられる
電子書籍では、こういった紙の本ならではの記憶は難しいです。
また、電子書籍の本は”読みやすい”ことが返って、
- 注意力が散漫になる
- 読み飛ばしが発生する
原因にもなり、記憶の定着が難しくなります。
記憶力の観点からは、
紙の本の方がいいんだね!
人と貸し借りしたり売ることができる
友人と貸し借りしたり、メルカリや中古ショップに売ったりできることも大きなメリットになります。
この本思ってるのと違ったぁ…
と、自分が思っていた本と違った経験がないでしょうか。
こういったとき電子書籍は、どうすることもできません。
ですが、紙の本は売って、別の本を購入できるので経済的です。
他にも、友人の間で貸し借りして、本の内容を共有したり、感想を言い合ったりもできます。
電子書籍にも共有する機能はありますが、家族間だけに限定されたりするので使い勝手いいとは言い切れません。
人と貸し借りしたり、売ったりして経済的に本を読む人には、大きなメリットになります。
安く買える
紙の本は安く買えます!
傷の有無や、汚れの状態によっては、新品よりも大幅に安く買えます。
内容がわかればいいから中古本で大丈夫!
って方は紙の本がいいかもしれませんね。
自分も本は中古本でいいと思っています。
汚れを気にしなければ、書いてある内容は同じです。
究極は「図書館で借りてくる」ですね!
移動の通勤費や返しに行くのは少し手間ですが、本自体にはお金がかからないので経済的です!
試しに読んでみるなんて使い方もできるので、「ハズレ」を恐れることなく利用できます。
安く手に入るのは大きなメリットだね!
目に負担がかからない
紙の本は目に優しいこともメリットです。
どうしても電子書籍で読書すると、目に負担が掛かります。
現代人は、目を酷使しているので目の疲労を訴える人も増えてきています。
目が疲れているのに、読書しても記憶に残りにくいばかりか、私生活に支障が出てくることも考えられます。
その点、紙の本は目の負担を増加させる要素がありません。
目を酷使している現代人にとって、
「目への負担」が掛からない紙の本はメリットですね!
※ 目に負担が掛かりにくい、読書専用端末が存在します。
Amazonから発売されている、「Kindle Paper White」です。
コスパもよく、おすすめの端末です。
端末が不要
紙の本は端末が不要で、本さえあれば読み始められます。
端末が不要なので、
- 充電を気にする必要がない
- オフライン環境でも読める
といったことも可能。
端末の状況に左右されずに読めるので、大きなメリットといえるでしょう。
紙の本にはデメリットがある?
少なからず紙の本にもデメリットが存在します。
ここでは次のようなデメリットについて紹介していきます。
それでは1つずつ見ていきましょう。
保管する場所を確保しないといけない
紙の本のデメリットは、「保管する場所」が必要なことです。
どんなにお気に入りの本でも、保管する場所がなければ処分しないといけません。
- 本棚
- 収納スペース
上記のものを、別途準備するしないといけません。
お金も掛かりますし、負担が増加することになります。
その点、電子書籍はスマホやタブレットの中に無限に入ります。
場所も取りませんし管理も断然楽なので「保管」に関しては、電子書籍に軍配があがるでしょう。
管理面では、電子書籍が断然楽だね…!
持ち運ぶときに重たいし邪魔になる
持ち運びのときに、邪魔になることもデメリットでしょう。
一般的な本の重量は次の通りです。
本の重量(目安)
- 文庫本・・・150~200g
- コミック・・・150~250g
- 単行本・・・200~300g
- 雑誌・・・約650g
分厚い本であれば、重量もあるので持ち歩くのが負担になります。
他にも
- 出し入れの手間がかかる
- どこに置いたか分からないってことが無くなる
電子書籍であればスマホやタブレットに入っているので、上記のようなことも心配する必要がありません。
本をよく持ち歩く人は、電子書籍のほうが楽だね!
購入して読むまでに時間が掛かる
読むまでの時間も、紙の本のデメリットでしょう。
近所の書店に足を運んで、お目当ての本を探さなくてはなりません。
書店の規模にもよりますが、探しても見つからなかったなんてことも起こりうるでしょう。
最近はネットで本を買う人も増えています。
本によっては配達までの時間がかかる場合もあり、何日も待つ必要があります。
その点電子書籍は、
- 本屋さんで本を探す必要がない
- 配達の時間を気にすることなく、買ったらすぐ読める
と、ストレスフリーで読み始めれます。
紙の本の効果を最大限利用する方法
ここまでの記事で、メリットデメリットがお分かりいただけたと思います。
最後になりますが、紙の本の効果を最大限利用する方法について紹介していきます。
主に次のような内容になります。
本の効果を最大化する方法
それでは見ていきましょう!
本に直接書き込んだり、ふせんを貼ったりする。
自分なりのオリジナル本を作ることで、紙の本の効果を最大限利用できます。
- 直接本に書き込む
- ふせんを貼って分かりやすくする
人それぞれ有益な内容は異なります。
同じ本でも、マーカーのメモの内容や、ふせんの数も人それぞれです。
自分なりの有益な情報を分かりやすくできるのも、紙の本ならではです。
電子書籍もマーカー機能はありますが、紙の本よりは自由度が劣ってしまいます。
その自由度こそが、紙の本を最大限に利用する上で重要なことです。
インテリアとして楽しむ
インテリアとして楽しむことも、紙の本を最大限利用するうえで欠かせないことの1つです。
紙の本を並べていると知的なイメージを与えてくれたり、本がキレイに並んであると魅力的な空間になります。
電子書籍では絶対不可能なことですよね。
自分の好きな本をキレイに並べてみて、インテリアとして楽しんでみてはいかがでしょうか。
本がいっぱい並んでるとワクワクするよね!
まとめ
今回の記事では次のようなことを紹介してきました。
この記事のおさらい!
- 紙の本のメリット・デメリット
- 紙の本を最大限利用する方法
これからは、電子書籍が有利になってくるしれませんが、紙の本にしかない良いところがたくさんあります!
- 記憶の定着
- 目への負担が小さい
は、紙の本ならではの、メリットですね。
メリットデメリットを理解したうえで、自分の使い勝手のいい方を選んでみましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。