・読書したら疲れるんだよなぁ…
・体が痛くなるから本を読むのは30分が限界…
と、このような悩みを持っているのではないでしょうか?
もしかしたら読書するときの「姿勢」が関係している可能性があります。
そこで今回の記事ではこのようなことを紹介していきます。
この記事の内容!
- 疲れやすい読書の姿勢ってどんなの?
- 疲れにくい読書の姿勢とは?
この2つの内容を知ることで、体の負担を軽減でき、読書の効果を「最大化」できます!
それでは早速見ていきましょう!
実はよくない「座って読む」という行為。
皆さんは読書するときに、どんな体勢で読書していますか?
- 座って読む
- 寝転んで読む
上記の2つが一般的な方法でしょう。
その中でも座って読むって人が大半ではないでしょうか。
ですが、一般的に「座って読む」という行為は体に負担になっている場合がほとんどです。
なぜ「座って読む」ことは体の負担になるのか見ていきましょう。
座って読むことがなぜ負担になるのか。
「座る」という行為は、さまざまな研究がされていますが、どれを見ても「体に悪い」という研究結果が出ています。
座って読書していると、知らないあいだに次のような姿勢になっていませんか?
- 猫背になっている
- 下をずっと見ている
- 長時間同じ体勢で読んでいる
上記のような体勢で読書していると、首や肩に負担がかかり、体が不調をきたしてしまいます。
そうなってしまっては、楽しい読書が楽しめなくなってしまいます。
他にもこれらを続けていると、次のような読書にはよくない弊害が出てきます。
- 血行が悪くなり、頭の回転が鈍る
- 集中力が続かない
- 眠くなってしまう
本の内容を理解できないばかりか、読書する意味が無くなってしまいそうですよね。
どうすれば負担を軽減できる?
正しい姿勢を維持することが座って読書する上で重要になってきます。
読書のときの正しい姿勢とは?
- ひじ、腰、ひざのすべての角度が90°になるように座る。
- 足裏の全体を床につける
- あごを引いて、あまり下を見すぎない
これらを意識することが大事になってきます。
ですが、次のような疑問が出てくると思います。
読書するときに毎回意識してするの
って大変じゃない?
その疑問を解消する方法は「立って読書する」です。
次の章では、立って読書することがおすすめの理由を紹介していきます!
「立って」読書することが最強である理由。
立って読書することで、座って読書した場合の弊害をほとんど取り除いてくれます。
え?
立って読書なんてしたことないよ…
って方もいらっしゃることでしょう。
立って読書することのメリットを見ると、立って読書のよさが分かります。
立って読書のメリット
- 肩こりになったり腰が痛くなったりしない
- 眠くなりにくい
- 集中力や記憶力が向上する
- ちょっとした運動になる
ここからは立って読書がなぜ最強なのか1つずつ理由を解説していきます。
集中力や記憶力がよくなる。
立って読書すると、集中力や記憶力がよくなる傾向にあります。
理由としては、立つことで脳への血行がよくなり、頭の回転が増すためだとされています。
これを活用して、スタンディングデスク=立って作業することを取り入れている、海外の有名企業もあるほどです。
立ってなにかをすることで、集中力や記憶力が増すのは、科学的に証明されています。
海外の実験で、
- スタンディングデスクを取り入れて授業を受けた子
- 普段通り座って受けた子
を、比較すると、勉強効率の差が12%も上がったなんていう実験結果もあるくらいです。
このように座って読書するのではなく、立って読書することで読書に大切な、「集中力」と「記憶力」の両方を補ってくれるのです。
こちらの記事もおすすめです。
体への負担が少なくなる。
座って読書するとどうしても、ずっと同じ体勢になりがちで、首や腰に負担をかけてしまいます。
人間の脳は体を動かすものだと認識しているため、じっとすることが得意ではありません。
また読書中の動作も、ページをめくるという小さなものに限定されてしまいます。
では立って読書した場合はどうでしょう。
姿勢がよくなり、腰への負担は軽減されますよね。
座って読書しているときに比べて、背中が丸くなる心配がないのが特徴です。
普段から姿勢が悪いと思っている人は立って読書することで、姿勢の改善になる可能性があります。
姿勢が悪くなる人は立って読書が
すごくおすすめだよ!
眠くなりにくい。
座って読書していて、眠くなった経験はありませんか?
立って読書すると、「眠くなる」を軽減してくれます。
眠くなるシチュエーションは、次のような場面ではないでしょうか。
- 難しい本を読んでいる
- 単純作業なので眠くなる
- 食事の後
このようなシチュエーションでは立って読書することで、眠くなることを軽減してくれるので、読書の質も向上できます。
立ち読書の注意点とは?
どこにも欠点がなさそうな、立ち読書ですが注意点もあります。
次の2点です。
立ち読書の注意点
- 腕への負担が増える
- 立ち方によっては足への負担が増える
立ち読書すると、腕への負担が増してしまいます。
文庫本程度の軽いものは負担になりませんが、少し分厚目の本は腕が痛くなるため注意が必要です。
他にも立ち方が悪いと足への負担が増してしまいます。
1つの足に体重を乗せるような立ち方はよくありません。
できれば、両足に均等に体重が乗るように立つようにしましょう。
そうすることで足への負担を軽減してくれます!
上記の2つのことを守って読書すると、座って読書するより、効果的に読書することが可能です。
【番外編】立つより効果的な歩いて読書とは!?
番外編ではありますが、「立つ読書」の進化版である「歩きながら読書」もおすすめです。
なぜおすすめなのか、理由をみていきましょう!
運動不足を解消しながら賢くなれる!
歩きながら読書のいいところは、「運動不足の解消をしながら賢くなれる」点です。
立って読書も、上記の通り素晴らしい効果があるのですが、歩いて読書することで
「姿勢がよくなる」+「運動」+「知識が身につく」
と一石三鳥の効果を発揮してくれます。
注意点としては、
- 家などの慣れた場所でする
- 広い場所でする
上記を守らないと、ケガをしたりする場合があるのでその点だけは注意しましょう。
また歩くことで体に少なからず負担になる場合があるので、適度な休憩も取り入れるようにしましょう。
立つに歩くをプラスすることで、読書をさらに効果的なものにしてくれますね!
まとめ
今回の記事では次のようなことを紹介してきました。
この記事のおさらい!
- 座って読むことがよくない理由
- 立って読書することの効果
- 歩く読書のすすめ
もし座って読書する習慣が身についている人は、この記事を参考に立って読書することを始めてみてはいかがでしょうか。
そうすることで、
- 体の不調が改善されたり
- 読書の集中力や記憶力が増したり
して、思わぬ副産物に巡り会えるかもしれません。
最初は違和感があるかもしれませんが、立ったり座ったりを繰り返していくことで、徐々に慣れて行きます。
立ち読書は読書の質を高めてくれるので、ぜひ取り入れてみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました!