
KindlePaperWhiteが気になるけど使用感ってどうなんだろう...
いつも使っているスマホやタブレットで十分じゃない?
と、いった疑問を解決します。
結論から言うと、電子書籍で本を読みたい人には、KindlePaperWhiteはすごくおすすめな商品です。
利用する前はスマホを使って電子書籍を読んでいましたが、いくつかの不満を持ちながら利用していました。
「もっと快適に読書できる手段はないか」と調べてみると、検索結果に出てきたのがKindlePaperWhite。
少し値は張りましたが、思い切って購入し、実際に利用してみると「読みやすい!」と自分なりに衝撃を受けました。
この衝撃は現在も鮮明に覚えています!
1番の衝撃は目が疲れないこと。
本当にびっくりしました。

しかし、使い続けると「ここを改善してくれたらなぁ...」といった、不満が出てきたのも事実。
そこで今回の記事では、3年間利用したKindlePaperWhiteのメリット・デメリットを徹底解説していきます。
忖度なしでメリットデメリットを解説していきますね!

また、合わせて知りたい購入時・選ぶときの注意点も解説していきます。
この記事の内容
- KindlePaperWhiteってそもそも必要なのか。
- KindlePaperWhiteのメリット・デメリット
- 購入時・選ぶときの注意点
Kindle Paperwhiteってそもそも必要?

結論から申し上げると、「自分は手放せないもの」になりました。
しかし、合う人合わない人がいるのも事実です。
もし購入を迷っているのであれば、次の条件を満たす人は、購入をおすすめします。
個人的な意見になりますが、スマホやタブレットを利用して「目の疲れ」を感じる人には特におすすめです。
自分が購入した大きな動機は目の疲れを軽減したかったから。

しかし、上記の条件をどれか1つでも満たす人は購入してみると、Kindle Paperwhiteへの考え方が変わること間違いなしです!

Kindle Paperwhiteのメリット 9選!

ここからは気になるメリット9選として、紹介していきます。
1つずつ詳しくみていきましょう!
①目への負担が少なくキレイ
本当に”目への負担が少ない”です!
一般的なタブレットはブルーライトを発していますが、Kindle Paperwhiteはブルーライトが一切発生していません。
その秘密は「e-inkディスプレイ」と呼ばれる特殊な液晶にあります。
スマホやタブレットで読書していると目への負担が気になりますが、紙の本と同じような感覚で読書できます。
初めてKindle Paperwhiteを手に取り、読み始めて感じる
これって紙の本と一緒じゃん…

は、定番の感想でしょう。
詳しくは下記の記事で詳しく解説しています。
他にも、Kindle Paperwhiteは、一般的なスマホやタブレットと違って、「フロントライト」と呼ばれる方式を採用しています。
この文からも分かる通り、目への負担が少ない設計になっています。
実際に比べてみても、暗いところでの読書はKindle Paperwhiteのほうが、断然目への負担が少なく快適です。
目に負担が少なく、「紙派」の人でもすんなり受け入れられる「e-ink」と「フロントライト」は試す価値ありです。
②軽いので持ち運びや読書が楽
本体の重量が”205g”と軽量設計になっているので、持ち運びに便利です。
一般的な本の重さ(目安)
- 文庫本・・・150g~250g
- マンガ・・・150~200g
- 雑誌・・・650g
文庫本やマンガと同程度と思ってもらって大丈夫です。
紙の本を何冊も持ち運ぼうとすると、すごく大変です。
Kindle Paperwhiteであれば、何冊持ち歩いても、文庫本やマンガ1冊の重量と同じなので楽です。
読書中も、いつも読んでいる文庫本やマンガと同程度の重さなので、違和感なく読み始められます。
また、読書中に重い本を持って読書すると腕が疲れてしまいます。
ですが、Kindle Paperwhiteを利用すれば、どんな本でも重量は一緒なので手が疲れる心配がありません。
頻繁に本を持ち運んだり、分厚く重い本をよく読む人などにはすごくおすすめです。
③本体が小さく薄いのでかさばらない
本体が小さく薄いので、かさばる心配がありません。
デバイスのサイズも「横125 mm x 縦174 mm x 厚み8.1 mm」と薄くて小さいです。
上記を見てみると人気コミックと同程度のサイズで、厚みは約半分くらいです。
Apple製品とも比べていますが、iPad(第9世代)の一回り小さいぐらいのサイズ感です。
このぐらいのサイズであれば、かさばりませんし、出し入れもスムーズにできます。
④本を管理する必要がない
Kindle Paperwhiteを利用すれば、本を管理する手間が減ります。
どうしても紙の本は買うと
- 本を保管する場所を確保しないといけない
- 引っ越しや模様替えのときに手間になる
- 本棚の掃除もしないといけない
と、本の管理をしないといけません。
本に囲まれるのが好きな人であれば問題ないかもしれませんが、管理が「面倒」と感じる人もいます。
それに比べKindle Paperwhiteであれば、端末1つで、
マンガ最大400冊、小説やビジネス書は最大6000冊を保存できます(32GBの場合)
これだけの本を1つの端末で、簡単に管理できます。
あの本どこいったっけなぁ…
本棚も汚れているし…

といったこともなく、Kindle Paperwhiteであれば、管理の手間を大幅に軽減してくれるのです。
⑤スマホやタブレットに比べて集中できる
読書に特化した端末なので、読書に集中できます。
Kindle Paperwhiteは、”読書しか”使用用途がありません。
それが返ってメリットです。
スマホやタブレットを利用して読書していると、電話やアプリの通知が来て、集中できなくなった経験はありませんか?
よくあるのが、
- SNSを開いていた
- 気になるニュースを読んでいた
- ゲームを起動して遊んでいた
そういったことが、自分もKindle Paperwhiteを利用して確実に減りました。
スマホやタブレットは誘惑の連続です。
その点、Kindle Paperwhiteは”読書しか”できないので誰からも邪魔されず、集中できます!
⑥バッテリーが長持ちで、充電が切れる心配がない
充電の持ちが段違いです。
スマホやタブレットであれば使い方にもよりますが、毎日充電する人もいるでしょう。
ですが、Kindle Paperwhiteだと1日1時間程度の利用であれば、
充電したのいつだっけ…

ってなるくらいバッテリーが持ちます。
本当に充電した日を忘れてしまいます…(笑)
充電忘れの心配もないので、カバンやどこかに置きっぱなしにしていてもすぐ読み始められます。
⑦直射日光に当たっていても読みやすい
外で本を読む人に体験してもらいたいのが「直射日光に当たっていても読みやすい」ところです。
紙の本、スマホ、タブレットのどれも、外で本を読もうとすると反射してすごく目が痛くなるんですよね。
反射の影響なのか、字も読みづらくストレスになるので外での読書は控えていました。
Kindle Paperwhiteを利用すればそんなストレスもなくなるくらい読めます!
上記で紹介した「e-inkディスプレイ」は、反射を抑えてくれます。
屋内と同じような見やすさで、外で読書する場合は、どの媒体よりも優れているなと感じるほどです。
外で読書するのが好きな人は試す価値ありです。

⑧お風呂で利用できる
防水機能搭載なので、お風呂で利用できます。
紙の本だと、
- 落とさないように気をつける
- 濡れた手で触れない
- 湿気でふにゃふにゃになるので長時間は向かない
と、気を使って読書しないといけません。
Kindle Paperwhiteであれば、IPX8等級の防水機能を備えているので、誤ってお風呂の中に落としても大丈夫です。(第10世代以降)
シャワーが掛かってもお構いなし、長時間読書しても問題なし、さらに置く場所を考える必要もありません。
お風呂の読書がストレスフリーになるのも、大きなメリットでだね!

詳しくはこちらの記事を参考にしてみてください。
⑨ハイライト機能で他の人が気になったところを確認できる
Kindle Paperwhiteには、ポピュラー・ハイライト機能が搭載されています。
ビジネス書などを見るときは、他の人が重要だと感じた部分を共有できるのですごく便利です。
表示されることで、1人で読んでいるという孤独感もなくなります。
みんなで読んでいるような感覚にもなれ、読書が楽しくなります。
大変便利な機能ですが、小説などを読むときは

ネタバレがあるんだよね…
と、ネタバレの原因にもなる場合があるので注意が必要です。
Kindle Paperwhiteのデメリット ④選

Kindle Paperwhiteのデメリットを4選として、紹介していきます。
デメリットは次の通りです。
1つずつ詳しく解説していきます。
①端末料金が高い
端末料金は、用途を考えると高めの値段設定です。
容量や広告のあり・なしで値段は変化しますが、以下が値段の表になります。
容量 | 広告あり・なし | 値段 |
---|---|---|
8GB | あり | ¥16,980円 |
8GB | なし | ¥18,980円 |
16GB | あり | ¥17,980円 |
16GB | なし | ¥19,980円 |
1番安いモデルでも¥16,980円もするため、読書だけの用途を考えると値段設定は高め。
しかし、ずっと実施されていなかった、現行モデルのキャンペーン割引も実施されてきて、値段も手頃になりつつあります。
8GB・広告なしモデルがキャンペーン割引で
「¥12,980円」とお得になったケースも見受けられました!

割引キャンペーンを上手く利用すれば、料金問題も解消できる可能性があります。
②動作がもっさりしている
普段使い慣れているスマホやタブレットに比べると、動作がかなりもっさりしています。
自分も初めて手に取ったときに、
もっさりしてるなぁ…

と感じました。
高性能なスマホやタブレットを使用している人だと、「壊れてる?」と戸惑うレベルです。
最新機種(第11世代)で少し改善されましたが、それでも気になる人はいるでしょう。
どのくらい改善されたかというと、
第10世代(先代モデル)と比べて、表示速度が20%向上しました。
ですが、普段から早く本を読んだり、大量の本を読みたい人にはデメリットになるでしょう。
③コミックや雑誌には向かない
Kindle Paperwhiteは、”白黒”表示です。
もちろんカラーのコミックや雑誌も、全て白黒で表示されてしまいます。
小説やビジネス書では気になりませんが、カラーコミックや雑誌だと、少し寂しさを覚えます。
他にも、画面のサイズが6.8インチと小さいため、雑誌を読むのに物足りなく感じる人もいるでしょう。
字が小さく表示されますし、レイアウトの変更も効かないため、別の端末を準備したほうがいいでしょう。
おすすめはAmazonから出ている「Fireタブレット」です。
④読み始めると止まらない
自分自身が感じた、メリットでもありデメリットですが、読み始めると止まりません!
- 目が疲れない
- 軽いので腕も疲れない
”疲れない”ことで、ひたすら読書ができます。

もうこんな時間…!
っとなってしまうので、注意が必要です。
Kindle Paperwhiteにはタイマー機能もありません。
普段使っているスマホやタブレットでタイマー設定しましょう!
Kindle Paperwhiteを買うときの注意点!

KindlePaperWhiteを買うときには、知っておきたい購入時の注意点があります。
まず、Kindle Paperwhiteは一見、普通のタブレットに見えますが「全く別物」です。
用途は”読書すること”のみです。
読書することだけに特化したタブレットであるため、
- インターネットで検索する(本の検索はできます)
- 動画を見る
- ゲームする
といった用途には一切使用できません。
他にも普通のタブレットと違って、
- ページめくりが遅い
- 本を探すのが大変
と、いった特徴を持っています。
新機種の発売で、少し改善されましたがデメリットでもあるので、あとで解説します。
Kindle Paperwhiteを選ぶときの注意点

Kindle Paperwhiteを選ぶに当たっていくつか注意点があるので、そちらも解説していきます。
選ぶときの注意点は以下の2点。
1つずつ詳しく解説していきます。
容量はあとから変更できない!(外部ストレージ非対応)
KindlePaperWhiteの容量はあとから変更できないので、注意が必要です。
また、SDカードなどの外部ストレージに頼ることも不可能。
購入したときのGB数で利用することが前提になるため、
- どのような本を読みたいのか
- どのくらい持ち歩きたいのか
などを事前に決めておくと、購入後に困ることがありません。
もしどの容量を購入しようか迷っている場合は下記の記事を参考に、自分のベストを導き出してください。
広告あり・なしはあとから変更できない!
「広告あり・なし」は購入時にしか選べません。
広告なしモデルがおすすめだよ!

あとから変更がしたくても、変更はできないので覚えておきましょう。
「広告あり」を選んだ場合
- スリープモード時の待機画面が広告画面
- ホーム画面下部に、小さく広告が表示される
- スリープモードを解除するときに、スワイプが必要になる
と、正直広告がうっとおしく感じる場合もあるでしょう。
デメリットとしては、
購入金額が¥2,000円高くなります。
購入時の値段を少しでも抑えたい人は、「広告あり」にしましょう。
詳しくは下記の記事を参考にしてみてください。
Kindle Unlimitedに加入することもおすすめ!

Kindle Paperwhiteを購入をしたら、Kindle Unlimitedへの加入がおすすめです。
月々980円で、200万冊以上の本が無料で読めます。
Kindle Paperwhiteの購入時に特権として、「3か月無料体験」があるのでぜひ使ってみましょう。
購入時に下記の画像のように、「3ヶ月分のKindle Unlimitedつき」を選択するだけなので簡単です。

選択したら上部のオプション部分も「3ヶ月分のKindle Unlimitedつき」になっているか、よく見てみましょう。
確認が終わったら、Kindle Paperwhiteを購入するとKindle Unlimited会員の仲間入りです。
「Kindle Unlimited」について詳しいメリットやデメリットが知りたい方は下記の記事を合わせて読んでみてください。
→ 記事はこちらから
まとめ
今回の記事では、Kindle Paperwhiteの必要性とメリット・デメリットについて紹介しました。
冒頭でも話しましたが、昔は根っからの「紙派」の自分が、現在はKindle Paperwhiteを毎日愛用しています。
自分みたいに、小説やビジネス書をメインに読む人にはおすすめの商品です。
反対に、「紙の本には抵抗があって…」
って方でも、スマホやタブレットのように使えるKindle Paperwhiteなら読書がはかどるかもしれません。
この機会にKindle Paperwhiteを購入してみてはいかがでしょうか?
