KindlePaperWhiteの防水性能について知りたい!
実際に、お風呂や水の近くで使ってみた感想が知りたい!
といった疑問を解決します。
KindlePaperWhiteは防水に対応していますが、どの程度の防水性能なのか気になりますよね。
結論から言うと、防水対応ですが水につけたりせず、集中して読むならお風呂での利用も可能というのが個人的な意見。
水に付けて、故障等の大きなトラブルになったことはありませんが、トラブルを避けるなら水に付けるのはNGです。
水に付けると機械トラブルだけでなく、読書の弊害になるトラブルがいくつか発生するからです。
そこで、今回の記事では、実際にお風呂で利用したメリット・デメリットなどを詳しく解説していきます。
KindlePaperWhiteをお風呂で利用したいと考えている人はぜひ参考にしてみてください。
この記事の内容
- KindlePaperWhiteの防水性能
- 利用して感じたメリット・デメリット
- お風呂利用で気を付けたいこと
それでは早速解説していきます。
KindlePaperWhiteの防水性能はどの程度?
KindlePaperWhiteの防水性能は、IPX8等級の防水機能を搭載しています。
Amazonの公式ページには以下のような記載があります。
IEC(国際電機標準会議)規格IEC60529に規定された防水等級IPX8に対応し、深さ2mの真水に60分、または深さ0.25mの海水に3分沈めても有害な影響がないことが実験で確認されています。
引用元:防水仕様のKindle 端末について
上記のような記載はありますが、水中での使用は想定していないとのこと。
ただし、これらの防水仕様のKindleは水中での使用を想定しているものではありません。また水濡れにより、短期的な影響が出る可能性がはあります。Kindleを意図的に水、海水、塩水、殺菌水、またはその他の液体(飲み物等)に晒さないでください。Kindle端末を誤って浴槽やプールなどに落とした場合、海辺で飛沫が付いた場合、その他端末に水がかかった場合は、以下の手順に従って対応してください。
引用元:防水仕様のKindle 端末について
防水と聞くと「水中で使っても大丈夫」と解釈する人がいますが、それは誤解です。
水中で利用すると、故障したりする場合があるので、使用は控えましょう。
普通の家電製品と同じ認識で大丈夫です!
しかし多少濡れる程度であれば、特に問題なく利用が可能なので、お風呂で利用は十分可能です。
【お風呂で実践】実際に利用して感じたメリット・デメリット
ここからは実際にお風呂で利用してみたメリット・デメリットについて解説していきます。
1つずつ詳しく解説していきます。
【デメリット①】 水滴が原因で誤タップが発生する
水滴が原因で誤タップが発生することがありました。
KindlePaperWhiteは、指と同様にシャワーの水や、水滴もタップされたと判断して、ページが切り替わったりします。
また、入浴中に画面についた水滴をタオル等で拭くと、タップされたと判断して画面が切り替わります。
吹くときはスリープにしたりして対応できますが、わずらわしく感じることも。
ですから、画面には水滴が付かないようにすると快適に読書できるでしょう。
【デメリット②】画面が曇りやすい
お風呂で使う際は、湯気で画面が曇ってしまうことが多々ありました。
曇ってしまうと文章が読みづらくなります。
曇ってしまった画面を、タオル等で拭き取るとタップと認識され、ページが変わったりします。
集中して本を読みたい人は、少し煩わしく感じるかもしれません。
特に冬場は温度差が激しいので、よく画面が曇っていました...
短時間の本読みではいいですが、長時間の読書には不向きかもしれません。
【デメリット③】シャンプーや入浴剤等には注意する必要がある
KindlePaperWhiteは『真水』にだけ、防水性能がありシャンプーや入浴剤入りの水に触れると不具合が発生する場合があります。
上記にも記載しましたが、防水性能の欄にこのように記載されています。
また、Kindle端末を利用する可能性がある場所での防水試験も行っています。ただし、これらの防水仕様のKindleは水中での使用を想定しているものではありません。
また水濡れにより、短期的な影響が出る可能性がはあります。
Kindleを意図的に水、海水、塩水、殺菌水、またはその他の液体(飲み物等)に晒さないでください。
Kindle端末を誤って浴槽やプールなどに落とした場合、海辺で飛沫が付いた場合、その他端末に水がかかった場合は、以下の手順に従って対応してください。
引用元:防水仕様のKindle 端末について
防水性能を謳ってはいますが、イマイチ自信がないのか、真水以外に濡らすのはNGといった感じ...
自分も不具合が出るのが怖いので、水以外に触れさせたことはありません。
予期せぬ不具合が発生するかもしれないので、水以外のシャンプーや入浴剤入りの水には注意が必要です。
【デメリット④】水中で使うといった特殊な使い方は不可
水中で使うといった特殊な使い方は不可能です。
また、「水に付けながら読んでも大丈夫」と勘違いする人が一定数います。
水中に付けっぱなしで使うことは、公式にも推奨される使い方との記載はありません。
どちらかと言うと防水性能はありますが、不具合防止の為、無闇に水に付けるのは非推奨です。
付けながら本を読むといった、特殊な使い方をする人はいないと思いますが、不具合防止の為にもあまり水に付けないようにしましょう。
【メリット①】 気を使わず読書が可能!
お風呂に入りながら、気を使わずに利用できるのは大きなメリットです。
紙の本や防水対応じゃないスマホやタブレットだと、
- 水に濡れないようする必要がある
- 長時間の利用はできない(蒸気の関係で)
など、気を使いがちです。
その点KindlePaperWhiteであれば、水に対してそこまで気を使わずに利用が可能。
万が一浴槽に落ちてしまっても、慌てる必要はありませんし、スマホやタブレットに比べると被害を最小限に抑えられます。
お風呂で利用するのであれば、KindlePaperWhiteはベストな選択と言えるでしょう。
お風呂で読書したいなら真っ先に頭に思い浮かぶ端末です!
【メリット②】汚れたら本体ごとジャブジャブ洗える
水に濡れても大丈夫なので推奨はされませんが、本体ごとジャブジャブ洗えます。
自分はよく汚れたと判断したらお風呂のついでにジャブジャブ洗っています(笑)
注意点として、石鹸やボディーソープといったものは故障の原因になるので利用不可です!
防水性のないスマホやタブレットだと、どうしても汚れを気にしがちです。
しかし、KindlePaperWhiteであれば汚れをあまり気にせずガシガシ使うことが可能。
お風呂のタイミングに合わせて、KindlePaperWhiteもキレイにできるので、その点はメリットと言えるでしょう。
【メリット③】カバーを付ける必要がない
お風呂での利用が前提であれば、カバーの必要はないと考えています。
お風呂利用なしでもカバー否定派ですが…(笑)
汚れたら水でジャブジャブ洗って自然乾燥が最強だと考えています。
カバーを購入するくらいであれば、
- 保証
- リング
- 保護フィルム
といったものに、お金を使うべきです。
保証については後ほど詳しく解説しますが、カバー1つの値段で、本体が壊れたときの保証をしてくれます。
また、カバーを付けると、入るときや出たあとにカバーを外す必要性が出てきます。
すごく手間になりますし、毎回の作業になるので煩わしさを覚えます。
カバーを付けなくてもいいので、余計な出費や外す手間も無くなるので大きなメリットです。
カバーが不要な理由については、詳しく別記事で解説しているので、参考にしてみてください。
濡れたら気を付けたいこと
KindlePaperWhiteの防水機能は、いくつか気をつけて欲しい点があります。
そのまま放置しておくと、不具合が発生する場合もあります。
お風呂で利用したあとは次のポイントに注意してみてください。
詳しく解説していきます。
充電ポートの水分は拭き取る(綿棒等の使用はNG)
お風呂で利用して、充電ポートが濡れた場合は拭き取ることが推奨されています。
充電ポートがむき出しになっており、濡れることでサビが発生し、充電ができなくなる可能性があります。
また、水分を拭き取るために、細めの綿棒等を突っ込むと、USBポートの破損も考えられるため、自然乾燥しましょう。
自分も使用後はタオルで優しく拭いて、自然乾燥しています。
エアダスターのような製品で吹き飛ばしてもいいでしょう。
充電ポートも防水機能が働いているとは思いますが、無理のない程度に水分を拭き取るようにしてください。
完全に乾くまでは充電禁止
濡れたままでの充電はあまり推奨されません。
自分は完全に乾燥させてから充電しているので、どういった不具合が出るかは不明です。
考えられる不具合としては、
- 充電ポートのショート
- 充電器のショート
- 本体が動かなくなる
といった、深刻な不具合を誘発するかもしれません。
ですから、充電するときは不具合防止も兼ねて完全に乾燥してから充電するようにしましょう。
延長保証を利用すれば安心して使える!
KindlePaperWhiteは専用の延長保証があります。
タイプは2週類あり、
- 延長保証(1年)・事故保証(2年)
- 延長保証(2年)・事故保証(3年)
の、2種類。
若干の値段の違いがあります。
保証が適用されるのは以下のような症状。
- ボタン故障
- バッテリー容量低下/電源故障
- 水濡れによる故障
- 落下による故障
といった、考えられる故障がほとんど網羅されています。
また、値段も純正のケースと大差のない値段です。
個人的な意見では、ケースよりは「保証」を選んだ方が正解だと考えています。
防水性能だけだと不安な人は、一緒に購入することをおすすめしています。
まとめ:KindlePaperWhiteを水際で利用してみよう!
今回の記事では、KindlePaperWhiteの防水性能やお風呂で実際に使って感じたメリット・デメリットについて解説してきました。
KindlePaperWhiteは防水に対応していますが、『深さ2mの真水に60分、深さ0.25mの海水に3分沈めても有害な影響がない』程度の防水性能。
注意して欲しいのは、『真水』でしか、防水効果を得られない点。
お風呂等で利用されるときは、真水以外のシャンプーや入力剤等に十分注意して使うようにしてください。
不安な場合は、水濡れ保証もある延長保証を利用すれば、不安も解消できるはずなので、ぜひ合わせて検討してみてください。
今回の記事は以上です。