
読書している人って年収が高いのかな?
読書すれば年収を上げれるかな?
と、このような疑問を持っているのではないでしょうか?
結論から言えば、「読書量が多い人は相対的に年収が高く、お金持ちになれる確率が上がる 」ということです。
成功者と呼ばれる人は、読書を習慣的に行っている人がほとんどです。
ですから、年収には「読書が少なからず影響している」と言えるでしょう。
そこで今回の記事では、次のようなことを紹介していきます。
この記事で分かること!
- 年収別のリアルな読書量と年収の関係性
- 成功した人の読書量
- なぜ年収が高い人やお金持ちは読書をするのか
この記事を見れば、「読書と年収」の関係性が見えてきます!
年収別のリアルな読書量と年収の関係性

最初に、年収別のリアルな読書量と年収の関係性を見ていきます。
次の調査結果を見てみると、読書量と年収が比例していることに気が付くでしょう。
年収別の読書量
年収別の読書量も、大きな開きがあります。
下記は、年収300万の層と大富豪の層を比較した読書量です。
1日に30分以上のビジネス書を読む割合・・・大富豪は88%で年収300万円の層はわずか2%。
自分は読書家であると答えた割合・・・大富豪の層は86%で年収300万円の層は26%。
大富豪の層と、年収300万円の層とでは、大きな開きがあることがお分かりいただけると思います。
他にも、年収1500万円と年収300万円の人とでは、読書に当てる時間や読書費用も全然違います。
1日の平均読書時間と読書に当てる費用を見てみましょう。
読書時間の違い
年収1500万円の人・・・30分以上
年収500万円の人・・・5分~30分
読書費用の違い(購入金額)
年収800万円・・・¥2,910円
年収400~800万円・・・¥2,557円
年収400万円未満・・・¥1,914円
と、こちらも年収の高い人のほうが読書時間や購入金額が多いことがお分かりいただけたと思います。
このようなデータからも分かるように、読書量は年収と相関関係にあります。
成功した人の読書量とは?

読書量と年収の関係性については、お分かりいただけたと思います。
ここからは、成功した人=お金をたくさん稼ぐ人と定義して、話を進めていきます。
ビリオネアと呼ばれる成功した人たちの読書量を見ていきましょう。
ビリオネアとは?
個人資産10億通貨単位以上の者。ミリオネアを超えた十億長者、億万長者、大金持ち、大富裕層。英語版:Billionaireを参照。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
一流と呼ばれる人たちばかりではありますが、これから紹介する人は読書愛好家として有名な人ばかりです。
「読書家のすべてが成功者とは限らないが、成功者の多くが読書家である」という言葉もあるくらいなのです。
それでは一人ずつ見ていきましょう。
ビル・ゲイツ(Microsoft創設者)
長者番付に毎年名前を上げているMicrosoftの創設者として有名な、ビル・ゲイツ氏も読書家として有名です。
年間の読書量は50冊。1週間で1冊のペースぐらいです。
ビル・ゲイツ氏は、寝る前の1時間を必ず読書に当てることを習慣にしています。
ノンフィクションの本を好んで読むそうで、ジャンルは、ビジネス・科学・エンジニアリングなどを中心に小説もときどき読むそうです。
ビル・ゲイツ氏の読書量
- 年間読書量・・・50冊
- 1週間に1冊のぐらいのペース
- 寝る前の1時間は読書に当てる
イーロン・マスク(テスラCEO スペースX CEO)
さまざまな事業で、成功を収めているイーロン・マスク氏も、読書家として有名です。
SF小説の大ファンで、9歳のときに10時間もSF小説を読んだというのだから驚きですよね。
このときの経験が、現在の宇宙事業に大きく関係しているそうです。
また9歳のときには「ブリタニカ百科事典全巻」をすべて読破したとも伝えられています。
「ブリタニカ百科事典全巻」は全15巻からなる大作で、ページ数は32,640ページもあります…。

9歳の時点でそんなに読んでるんだ…
イーロン・マスク氏の読書量
- 9歳のときに10時間もSF小説を読んだ
- 「ブリタニア百科事典全巻」を9歳で読破した
ウォーレン・バフェット
投資家の神様と呼ばれる、ウォーレン・バフェット氏も読書家として有名です。
1日の5~6時間を新聞5社の読書に当て、1日での割合は8割にも登ります。
また500ページもある財務資料に目を通すことを習慣にしているのだから驚きです。
多いときには1000ページもの、財務資料に目を通します。
バフェット氏は、「読書することでで複利のように知識が増えていく」と述べています。
読書が投資家にとって重要であると、提唱しているのです。
バフェット氏の読書量
- 1日5~6時間は新聞5社の読書に当てる
- 毎日500~1000ページの財務資料を読むことを習慣にしている
柳井正
ユニクロを中心としたファーストリテイリング取締役会長兼社長の、柳井正氏も読書家として有名です。
経営のノウハウを読書から学んだと豪語しています。
- ピーター・F・ドラッカー(マネジメンとの父)
- 松下幸之助(現Panasonic創設者)
- 本田宗一郎(本田技研創設者)
など、そうそうたる経営者の本を読み漁り、経営学を学んだそうです。
また自分の部下にも、読書するように指示を出したり、読書の重要性を訴えている経営者です。
柳井正氏の読書
- 経営のノウハウを読書から学んだ
- 愛読書はピーター・F・ドラッカー、松下幸之助、本田宗一郎など1流の経営者の本。
なぜ年収が高い人やお金持ちは、読書をするのか?

なぜ年収が高い人やお金持ちの人が、読書を習慣にするか”理由”がすごく気になりますよね。
ここからは、その読書する理由を詳しく掘り下げていきます。
先人の成功例や経験を学べる。
普段の生活では、手に入らない先人の知識を得られるのが読書です。
先人の知識に触れることで、
- 成功する方法
- 失敗しない方法
の2つを学べます。
そこから自らの生活に落とし込むことで、自らが成長できるというわけです。
先人の知識を知る方法として読書は最適なのです!
読書を通じて新しい知識に、
触れることはよくあるよね。

新しい発見をするため。
自分の凝り固まった発想や、偏った価値観などが理由で、新しい発想が難しくなってしまいます。
そこで読書すると新しい発見に出会える場合があります。
そういった新しい発見に出会うために、読書している成功者はたくさんいます。
本を読むことで、色々な価値観や考え方に触れることで、思わぬアイディアが思い浮かんだりするのです。
「自分の知らない価値観や考え方」を知ってその先にある、新しいなにかを思い描くのにも最適なのが読書なのです!
最高の自己投資だと知っている。
年収が高い人や、お金持ちの人は、読書が自分にとって「最高の自己投資」だということを知っている人がほとんどです。
投資と聞くと、株式投資や為替などを思い浮かべる人もいると思います。
リターンが出るまでには損失が出たりする場合もあり、リスクもあります。
ですが、読書となると1冊1500円前後で
- 先人の知識
- 著者の価値観や考え方
に、触れることができ、それを最大限活用すれば、効果を2倍にも3倍にもできます。
たかが1冊1500円の1度の読書で、人生観を変えてしまう本も存在します。
そのような事実を、年収が高い人やお金持ちの人は知っているということなのです。
まとめ
今回の記事では次のようなことを紹介してきました。
今回の記事のおさらい!
- 年収別のリアルな読書量と年収の関係性
- 成功した人は、読書から知識や経験を落とし込む
- 年収が高い人は、読書の重要性を知っている
年収が高い人やお金持ちの人は、本から知識を得てそれを活かし成功を収めています。
- 少しでも年収を上げたい!
- お金持ちになりたい!
と、思う人は、読書を習慣化することから始めてみましょう!
習慣化のコツについてはこちらの記事に細かくまとめてあります。ぜひ参考にしてみてください。
積極的に読書して、知識が増えることで、人生がイージーモードになること間違いなしです!
最後までお読みいただきありがとうございました。