イーサリアムがオワコンと言われる理由を知りたい。
今から購入しても稼ぐのは難しいですか?
といった疑問を解決します。
結論から言えば、まだオワコンと判断するには早すぎるということ。
イーサリアムの現状と将来性について客観的に知れれば、オワコンではない理由が見えてくるはずです。
この記事を読めば、
- イーサリアムがオワコンと言われる理由
- イーサリアムに将来性がある理由
などが分かり、イーサリアムへの理解を深められます。
ぜひ読み進めていただき、イーサリアムへの理解を深めて下さい。
この記事の内容
- イーサリアムがオワコンと言われている理由
- イーサリアムがオワコンではない理由
- イーサリアムに投資するのはアリ?ナシ?
- イーサリアムを購入するタイミング
- イーサリアムで儲けるためのコツ
- イーサリアムの購入方法
それでは早速解説していきます。
イーサリアムがオワコンと言われている理由
まず、イーサリアムがオワコンと言われている理由について解説していきます。
オワコンと言われる理由はいくつかあり、以下の理由が該当するのではと考えられます。
1つずつ詳しく解説していきます。
NFT取引の減少
イーサリアムがオワコンと言われる理由の一つに、NFT取引の減少があります。
過去のデータですが、2023年8月、イーサリアムベースのNFT取引量は過去2年間で最低水準に達しました。
- OpenSea
- Blur
- LooksRare
- X2Y2
といった主要なマーケットプレイスでの取引活動が減少しています。
具体的な数字は、月間取引量は407百万ドルにまで落ち込みました。
これは前月の599百万ドルから32%の減少を示しており、2021年6月以来の最低水準です。
現在(2024年5月)は、ミームコインやOrdinals(ビットコインNFT)に資金が流れている印象ですね...
このような取引量の減少は、NFT市場全体の関心の低下を反映しており、イーサリアムの価値にも影響を与えています。
ガス代の高騰問題
イーサリアムのガス代の高騰も、オワコンと言われる理由の一つです。
取引が増えるとガス代も高騰し、ユーザーにとって取引コストが増大します。
1つのNFTを獲得するだけで数百円~数千円掛かることもあるからね...
これにより、ユーザーは他のブロックチェーンプラットフォームに移行する傾向が強まり、イーサリアムの利用が減少する原因となっています。
手数料の安いところに人が流れているといってもいいでしょう...
処理速度が他に比べて遅い
イーサリアムの処理速度が他のブロックチェーンに比べて遅いことも、オワコンと言われる理由です。
イーサリアムは、トランザクションの処理速度が遅く、スケーラビリティの問題を抱えています。
最近では、
- Solana(ソラナ)
- ATOM(コスモス)
- Avalanche(アバランチ)
などは、トランザクション処理が高速で、イーサリアムのトランザクション処理の遅さを克服したプロジェクトも多く出てきています。
これにより、大量の取引を迅速に処理することが可能になり、ユーザーはより高速なブロックチェーンプラットフォームを選ぶようになります。
こういった背景もあり、イーサリアムがオワコンと言われているのでしょう。
2021年以降価格が上がり切っていないから
イーサリアムの価格が2021年以降上がり切っていないことも、オワコンと言われる理由の一つです。
2021年の市場ピーク以降、イーサリアムの価格は大きな上昇を見せていません。
ビットコインは大きく上昇し、2021年の最高値を上抜ける値動きを見せました。
しかし、イーサリアムは最高値を更新できていません。
まだまだ最高値を抜けれそうな雰囲気はありませんね...
他にも、ミームコインブームが到来し、そちらに資金が流れている可能性もあり、価格上昇に至っていないのが現状です。
これらの要因により、投資家の関心が薄れ、他の暗号通貨に資金が流れる傾向が強まっています。
そういった市場環境もオワコンと言われる理由の1つでしょう。
イーサリアムETFが否決される可能性があるから
イーサリアムETF(上場投資信託)が否決される可能性も、オワコンと言われる理由の一つです。
ETFの承認は、イーサリアムの市場価値を大きく押し上げる可能性がありますが、否決されるとその逆の影響を受けることになります。
ビットコインETFを例に出すと、承認をきっかけに価格は上昇し、史上最高値を付ける原動力になりました。
しかし、現在の状況はあまり良くなく、否決される可能性が高い見込みになっています。
現在(2024年5月15日)では悲観的なムードが漂っていますね...
これにより、投資家の信頼が揺らぎ、イーサリアムの価値が低下する可能性があります。
イーサリアムETFの悲観ムードもオワコンと言われる原因の1つと言えるでしょう。
イーサリアムがオワコンではない理由
イーサリアムがオワコンだと言われることがありますが、実際にはそんなことはありません。
イーサリアムは今でも着実に進化を遂げており、将来性のある通貨だと言えるでしょう。
ここでは、イーサリアムがオワコンではない理由を5つ挙げていきます。
1つずつ詳しく解説していきます。
時価総額は不動の2位の通貨!
イーサリアムは、時価総額で常にビットコインに次ぐ2位の位置を保っています。
これは、イーサリアムが依然として非常に高い価値を持ち、多くの投資家や企業から信頼されていることを示しています。
2021年11月には一時期5,700億ドル以上の時価総額を記録し、その人気の高さが伺えました。
依然として高い時価総額を維持していますよね!
時価総額が高いということは、それだけ多くの資金がイーサリアムに投じられていることを意味し、その信頼性と安定性を裏付けています。
アップデートが着実に進んでいるから
イーサリアムは、技術的なアップデートを継続的に行っています。
特に注目すべきは2022年に行われた「The Merge」と呼ばれる大規模なアップデートでしょう。
これによりイーサリアムはプルーフ・オブ・ワーク(PoW)からプルーフ・オブ・ステーク(PoS)へと移行しました。
これにより大幅に仕様が変更されたんだよね!
この移行により、エネルギー消費が大幅に削減され、ネットワークの効率性とセキュリティが向上しました。
さらに、2023年には「Shanghai Upgrade」が実施され、ステーキングされたトークンの引き出しが可能になりました。
これらのアップデートは、イーサリアムの技術的な進化を示しており、今後もさらなる発展が期待されます。
環境問題を克服したから
イーサリアムは、環境問題に対する取り組みも進めています。
特に「The Merge」によって、エネルギー消費が99%削減されました。
これにより、イーサリアムは環境に優しいブロックチェーンとしての地位を確立しました。
ビットコイン等はマイニングによる環境問題が課題になっていますよね...
環境問題は、暗号通貨全体にとって大きな課題であり、イーサリアムがこの問題を克服したことは、持続可能な未来に向けた重要な一歩です。
イーサリアムETF承認がされるかもしれないから
イーサリアムのETFが近い将来承認される可能性は十分考えられます。
2024年5月現在では、米国証券取引委員会(SEC)がイーサリアムETFを承認することは絶望的と言われています。
承認といった流れは期待出来ないといった分析が各方面で聞かれていますね...
しかし、長期の目線で見ると、イーサリアムETFが誕生する可能性も十分ありえるでしょう。
もし承認されれば、ビットコインの時のように、イーサリアムの価格は大幅に上昇する可能性があります。
ETFの承認は、イーサリアムへの投資がより簡単になり、より多くの投資家が市場に参入することを意味します。
これにより、イーサリアムの市場価値がさらに高まるはずです。
イーサリアムを基盤にした技術が世界に広がるから
イーサリアムは、単なる暗号通貨ではありません。
スマートコントラクトや分散型アプリケーション(DApps)の基盤としても広く利用され、規模を拡大しています。
これにより、
- 金融
- ゲーム
- エンターテインメント
など、さまざまな分野で新しいビジネスモデルやサービスが生まれています。
今後このようなビジネスモデルやサービスが当たり前になり、広く普及すると予想されているのです。
自分も広く普及すると予想しています!
イーサリアムの技術は、今後も多くの分野で革新をもたらし、市場規模をどんどん拡大していきはずです。
イーサリアムに投資するのはアリ?ナシ?
イーサリアムへの投資は賛否両論があります。
最近、仮想通貨市場も盛り返してきていますが、投資には慎重になる必要があります。
投資の是非について、以下のようなメリット・デメリットを踏まえて判断しましょう。
それぞれ解説していきます。
ブロックチェーン技術の先駆者で発展性がある
イーサリアアムは、ビットコインに次ぐ第2のブロックチェーンとしてスマートコントラクトの概念を生み出しました。
分散型アプリケーションの基盤となるため、今後のブロックチェーン技術の発展に大きな役割を果たすはずです。
実際に、DeFiやNFTなど革新的なサービスの多くがイーサリアムを活用しています。
- DeFiは金融の分散化を実現する分野
- NFTは所有権をブロックチェーン上でデジタル化
- メタバースなど様々な新サービスの基盤としても期待
つまりイーサリアムの技術的な可能性は大きく、将来的に価値が高まる余地があるのです。
しかし一方で、手数料の高さや処理能力の限界など課題も残されています。
楽観視はできませんが、発展の兆しがある有望な仮想通貨であることは間違いありません。
ビットコインに比べて価格変動が大きい
イーサリアムはビットコインと同じように、価格変動が大きい傾向にあります。
投機的な要因が強くリスクが高いと言えます。
この点は慎重に見る必要があり、価格下落による損失を覚悟しなければなりません。
短期的な取引には向いていないと言えますね...
一方長期的に見れば、イーサリアムの価格は1,000ドルを下回ったことがありません。
5年以上の長期投資であれば、大きな損失リスクは避けられるかもしれません。
投資する場合はリスクを理解して、自己責任で判断することが何より大切です。
イーサリアムを購入するタイミング
イーサリアムを購入するベストなタイミングについて、大きく分けて3つのパターンがあります。
それぞれのタイミングにはメリットとデメリットがあるので、自分に合ったタイミングを見極めることが大切です。
イーサリアムを購入する3つのタイミングは以下の通りです。
それぞれ詳しく解説していきます。
① 大きく下落したタイミング
仮想通貨市場は常に大きな値動きがある市場です。
そのため、売り込まれて大きく値下がりした時にETHを買うのがお得なタイミングと言えます。
ETHの価格が大きく下落した時点で思い切って購入すれば、いつかは値を戻すと見込めるためです。
実際に、バブルが弾けて高値から大暴落したETHでも、やがて値を取り戻してきました。
具体的には、ETHが半値に近くなった時や、長期的な下落トレンドが終わった兆しが出てきた時がチャンスとなります。
現状が底値か見極める冷静さが必要ですが、そうした時期を狙うと良いでしょう。
② 毎月or毎月同じ金額を買う(ドルコスト平均法)
毎月や毎週など、定期的に同じ金額のイーサリアムを買い続ける方法をドルコスト平均法と言います。
相場の波に惑わされずに淡々と買い続けることで、平均取得単価を下げる効果が期待できるのです。
例えば、以下のようなメリットがあります。
- タイミングを気にせず、手間なく買い続けられる
- ボラティリティの高い相場でも、平均単価が安定する
- 積立感覚で無理なく購入できる
相場のタイミングに左右されずに済むので、投資初心者の方にもおすすめの方法と言えるでしょう。
ただし、毎回同じタイミングで買うので、高値掴みのリスクもあることは覚えておきましょう。
③ ガチホするなら今すぐ!
あなたが仮想通貨への確固たる信念を持ち、徹底的にETHに賭けたいのであれば、今すぐ購入することをおすすめします。
長期的に膨らむと予想される時価総額を見据えて、今のETHの価格をチャンスと捉えるのです。
以下のような方は、今買っておいて正解になるかもしれません。
- イーサリアムの将来性を信じている
- 数年以上の長期保有を考えている
- 値動きに一喜一憂したくない
高値に乗っかるリスクはありますが、ETH自体の将来性を信じるならば、早めに購入した方が得策かもしれません。
もちろん無理のない範囲で、自らのリスク許容度に見合った金額を投資することが前提です。
ETHはボラティリティが大きいので、失う覚悟も必要でしょう。
しかし、仮想通貨の将来を熱望するなら、今ETHを購入して長期で保有するのが一番シンプルで確実な方法だと言えます。
タイミングを逃してしまうリスクもありますから、思い切って行動に移す勇気も大切です。
イーサリアムで儲けるためのコツ
イーサリアムで稼ぐためには、いくつかの方法があります。
その中でも、特に効果的な方法をいくつかご紹介しましょう。イーサリアムで稼ぐためのコツは以下の通りです。
それぞれ解説していきます。
ガチホする
イーサリアムで稼ぐためには、まずはガチホすることが重要です。
ガチホとは、長期的な視点でイーサリアムを保有し続けることを指します。
実際に、ガチホしている人は以下のような人が多い印象です。
- イーサリアムの将来性を信じている人
- 短期的な価格変動に惑わされない人
- 長期的な目線で投資している人
ガチホすることで、イーサリアムの価値上昇によるリターンを得られる可能性が上がるでしょう。
また、ガチホには税制上のメリットもあります。
ガチホは簡単そうに見えて意外に難しいものですが、根気強く続けることが大切ですよ。
信じて持ち続けることは並大抵のことではありませんが、大きなリターンが期待できるかもしれません。
レンディングやステーキングする
イーサリアムを預けることで、利息を得られるレンディングやステーキングも有効な方法です。
レンディングやステーキングは、イーサリアムを預けるだけで利息が得られるため、比較的リスクが低いと言えます。
実際に、レンディングやステーキングをしている人は以下のような人が多いです。
- 安定的な利息収入を得たい人
- イーサリアムを長期的に保有したい人
- リスクを押さえつつ、リターンを得たい人
実際に自分はイーサリアムをレンディングして定期的に利息を獲得しています!
レンディングやステーキングは、ガチホと併用することでより効果的に稼げるでしょう。
ただし、レンディングやステーキングにはリスクもあるので、しっかりとしたサービスを選ぶ必要があります。
自分に合ったサービスを見つけて、賢く活用していきましょう。
レンディングするなら、BitLendingがおすすめ。
自分もビットコインを1年以上レンディングしており、安心できるサービスです。
興味がある人は以下の記事も参考にしながら始めてみて下さい。
イーサリアムの購入方法
イーサリアムを購入するには、主に3つのステップがあります。
それでは、イーサリアムを購入する具体的な方法を見ていきましょう。
イーサリアムを購入するための3つのステップは以下の通りです。
それぞれ解説していきます。
① 取引所の開設
まず、イーサリアムを購入するための取引所を開設する必要があります。
日本では、coincheckやbitFlyerなどの大手取引所が利用されています。
しかし、手数料の安さなどの理由から個人的にはGMOコインの利用がおすすめです。
GMOコインであれば、
- 日本円の入出金手数料
- 通貨の送金手数料
- 購入時の手数料
などが無料でできるので、手数料面で有利に働きます。
もし、まだ購入する取引所を持っていない場合は、GMOコインで口座開設してみてください。
\登録簡単!約10分で口座開設できる!/
② 日本円の入金
次に、開設した取引所に日本円を入金します。
多くの取引所では、銀行振込やクレジットカード、コンビニ払いなどの方法で入金ができます。
GMOコインであれば、日本円の入金手数料も無料なので、安心して入金可能。
入金に関する詳しい手順は以下の記事を参考に、進めてみて下さい。
③ イーサリアム(ETH)を購入する
最後に、入金した日本円を使ってイーサリアムを購入します。
取引所のトレード画面で、ETH/JPYのペアを選択し、購入数量を入力して注文を出します。
購入方法は以下の2種類があるので、自分に合ったものを選びましょう。
- 成行注文(すぐに購入できるが、レートは変動する)
- 指値注文(希望のレートで購入できるが、約定まで時間がかかる)
注文が約定すると、購入したイーサリアムが自分の取引所口座に反映されます。
また、イーサリアムは価格変動が大きいので、購入のタイミングにも注意が必要です。
自分なりの基準を持って、慎重に購入するようにしましょう。
詳しい取引方法は以下の記事で解説しているので参考にしてみてください。
まとめ:イーサリアムはオワコンではない!
イーサリアムがオワコンと言われる理由と、オワコンではない理由について解説しました。
説明した内容をおさらいしてみましょう。
イーサリアムがオワコンと言われる理由は以下の5つでした。
以上のような課題から、イーサリアムはオワコンだと言われているのです。
しかし、イーサリアムがオワコンではない理由も以下の5つ挙げられました。
イーサリアムには課題もありますが、将来性のある通貨なのは明白です。
今後、暗号資産市場は年々市場規模を拡大し、身近なものになる可能性も十分考えられます。
イーサリアムの今後の動向から目が離せませんね。
最新情報をチェックして、イーサリアムへの投資を検討してみてはいかがでしょうか。
イーサリアムの可能性を信じて、長期的な目線で付き合っていくのがおすすめです。