メタマスクをハッキングされた...早急にリボークしたい...
でもやり方が分からない...どうしたらいいの...
と、いった緊急を要する自体を解決する記事になっています。
リボークはそれほど難しいことはなく、これから紹介する手順を早急に試せば、大事な資産を守れる可能性も十分あります。
この記事では、3種類のサイトを利用してリボークする方法を画像付きで分かりやすく解説。
ぜひ1つ1つ慎重にリボークし、大事な資産を守る行動を起こしてみてください。
この記事の内容
- 【3選】リボークのやり方
- 何をリボークすればいいのか迷った場合の対処法
- リボーク時の注意点
それでは、リボークの概要から具体的な手順、注意点までをわかりやすく解説していきます。
【3選】リボークのやり方
それではリボークの方法を解説していきます。
今回は3つの方法を解説しますが、どれを試しても同じ効果を発揮します。
今回紹介する3つの方法は以下の通り。
個人的には、手順も少なく日本語表記もできる「KEKKAI」を利用したリボーク方法を推奨しています。
自分で最適なものを選らんで実施してみてください。
【推奨】KEKKAIを利用してリボークする
ここからは、KEKKAIというサイトを利用してリボークする方法を解説します。
個人的には、KEKKAIでリボークが手順も少なく、日本語表記で分かりやすいためKEKKAIの推奨しています。
手順も少なく簡単なので、ぜひトライしてみてください。
それでは早速手順を解説していきます。
step
1公式ページにアクセス
まずは、KEKKAIの公式ページへアクセスしましょう。
URL → https://dashboard.kekkai.io/revoke
※ 面倒ではありますが、セキュリティの観点から上記をコピペしてブラウザに貼り付けてください。
また、MetaMaskのログインを促される場合もあります。
step
2日本語表記に変更する
左上の設定マークから「Generral」を選択。
Languageの項目のEnglishを日本語に変更しましょう。
これで全てが日本語に切り替わるはずです。
終わったら、リボークページへ戻りましょう。
画面左上に表示されている、上記のマークを選択すると戻れます。
step
3リボークする対象を選択
リボークする対象が決まったら「取り消す」を選択しましょう。
step
4「承認」を選択
お疲れ様でした!
ガス代を支払ったらリボークは完了です。
他にもリボークする対象がある場合は、上記の作業を繰り返してください。
Revoke.cashを利用してリボークする
ここからは、Revoke.cashを利用してリボークする方法を解説していきます。
こちらも画像を交えながら、解説するので画像を見ながらリボークしてみてください。
step
1Revoke.cash公式ページへアクセス
Revoke.cashの公式ページへアクセスしましょう。
URL:https://revoke.cash/
※ 上記以外のURLは詐欺サイトの可能性があるので、上記をコピーして貼り付けてからページへ移動しましょう。
スマホの場合は、メタマスク内のブラウザから上記のURLをコピーして入力して公式ページに移動してください。
step
2右上の「ウォレットを接続する」をクリック
PCの場合は右上の「ウォレットを接続する」をクリックしてください。
ちなみにスマホの場合は「開始する」をタップすると、接続ウォレットの選択が表示されるはずです。
step
3MetaMask(自分が使っているウォレット)を選択
自分が普段利用していて、リボークしたいウォレットを選択しましょう。
step
4「次へ」→「接続」の順番に選択
step
5リボークしたいものの「取り消す」を選択
画面が切り替わるので、取り消ししたいものを選択しましょう。
step
6「承認」を選択
※ ガス代(手数料)が少額掛かるので注意しましょう。
お疲れ様でした!
トランザクションが承認されれば、リボークの完了です。
Etherscanを利用してリボークする
ここからは、Etherscanを利用してリボークする方法を紹介します。
※ Etherscanを利用した方法は日本語表記ができません。
上記で紹介した2つは日本語表記があるので、上記の2つの利用をおすすめしています。
では早速手順を解説します。
step
1メタマスクを開いて「︙」→「エクスプローラーで表示」を選択
step
2「More」→「Token Approvals」と選択
step
3「Connect to Web3」を選択
step
4警告文が出ますが「OK」を選択
翻訳すると、
β版の機能であり、利用は注意してください。
この機能を利用して、損失については、一切の保証をせず、責任を負いません。
といった、ような注意喚起がされています。
step
1MetaMask」を選択
step
6「次へ」→「接続」をタップ
step
7リボークしたいチェーンの種類を選択後「Revoke」を選択
ちなみに、
- ERC-20 → 暗号資産
- ERC-721 → NFT
- ERC-1155 → NFT
のチェーンになっています。
step
8「Revoke」を選択
step
9「承認」を選択
お疲れ様でした!
ガス代を払って、承認されればリボークの完了です。
何をリボークすればいいのか迷ったら
リボークするとき、何を優先してリボークすればいいのか迷うことがあります。
特に多くの暗号資産やNFTを保有していると、リボークする対象も増加してしまうからです。
このような場合、考え方として、
- 全てをリボークする
- 重要だと思うものからリボークする
という、二つのアプローチがあります。
それぞれのメリットを掘り下げてみましょう。
全てをリボークする
リボークの対象を選ばず、全てを対象にする方法です。
この方法の最大の利点は、選択に迷う時間を節約できること。
実際に、以下のようなメリットがあります。
- 対象を選ぶ手間が省け、時間の節約になる
- 重要なものを見落とすリスクがなくなる
- 一貫性のあるリボークが可能になる
しかし、このアプローチには時間と資源の大量消費が伴うため、事前の準備と計画が必須です。
ガス代(手数料)なんかかなり掛かりますからね...
しかし「全てをリボークする」ことで、見落としがなくなり、全体の見直しにもなる点は、大きなメリットでしょう。
重要だと思うものからリボークする
こちらは、重要度に応じてリボークする対象を選ぶ方法です。
重要なものから順に対処することで、効率的にリボークを進められる。
以下のようなメリットが考えられます。
- 優先順位が高いものから順に対応できる
- 限られた時間や資源を有効活用できる
- 重要な変更から即時の効果を得られる
ただし、この方法では重要でないと判断したものが後回しになり、最終的に手をつけられないこと...
量が多いと見落として、ハッカーの餌食になる可能性も考えられますね...
どちらの方法を選ぶかは、あなたの目的やリソース、時間の制約によって異なります。
大切なのは、リボークすることで得たい結果を明確にすることです。
それに基づいて、最も適したアプローチを選びましょう。
リボーク時の注意点
リボークを始める前に、特に気をつけるべき注意点があります。
主に、
- 正しいURLの確認
- ガス代の支払い
に、ついての注意が必要です。
それぞれ詳しく解説していきます。
正しいURLを確認する
リボークするとき、最も重要なのが正しいURLを使うことです。
間違ったURLにアクセスしてしまうと、詐欺サイトなどに誘導される危険性があります。
ちなみに今回紹介したURLは詐欺サイトではないので安心してください!
実際に、以下のような被害が報告されています。
- 詐欺サイトに誘導され、個人情報が盗まれる
- フィッシングサイトにアクセスしてしまい、資産を失う
- マルウェアに感染し、PCやスマホが危険にさらされる
これらの被害を避けるためにも、公式サイトや信頼できる情報源からURLを確認することが大切です。
正確な情報を得ることで、安全にリボークできます。
ガス代の支払いに注意する
リボークには、ガス代と呼ばれる手数料が発生します。
このガス代は、ブロックチェーンネットワーク上でトランザクションを処理するために必要な費用です。
しかし、以下のような問題が起こることがあります。
- ガス代が高騰して、思わぬ出費になる
- トランザクションの混雑時にはガス代が跳ね上がる
- ガス代を節約しようとすると、トランザクションが遅延する
リボークをする前に、ガス代の現在の相場をチェックし、余裕を持った計画を立てることが重要です。
ガス代(手数料)については以下の記事で詳しく解説しているので、目を通してみてください。
節約と速度のバランスを考えながら、賢くリボークをしましょう。
まとめ:怪しいと感じたらリボークを実施しよう!
今回の記事では、リボークのやり方、迷ったときの対処法、注意点と網羅的に解説してきました。
リボークの方法は、以下の通り。
- 【推奨】KEKKAIを利用してリボークする
- Revoke.cashを利用してリボークする
- Etherscanを利用してリボークする
個人的にはKEKKAIの利用がおすすめです。
手順が少なく日本語表記も可能ですからね!
慣れれば日本語ではなくても、少ない手順でリボークが完了できます。
実際に被害にあった場合はリボークして、被害の拡大を防ぎましょう。
また、二度と同じ過ちを繰り返さないよう、今回の経験を生かして安全な取引を心がけてください。
今回の記事は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。