
Braveブラウザが気になるけど、どこの国が開発しているんだろう?
検索すると『中国』と出てきて少し不安...
と、いった疑問を解決します。
この記事でわかること
- Braveと中国の関係がない根拠
- 中国との関係が疑われた理由
- Braveの安全性
Braveは、
- 「広告のブロック機能」
- 「仮想通貨BATを稼げる」
といった、次世代のブラウザであり、『怪しい...』と感じる人がいることも事実です。
Googleの検索窓に『Brave』と入力すると、セットになって『中国』と出たら更に不安を覚える人もいるでしょう。
しかし、結論から申しますと、Braveは安全であり、『中国』とも関係のないブラウザです。
では、なぜ『Brave ブラウザ 中国』といった、検索結果が出てくるのか、徹底的に調査してみました。
調査の結果『中国とは関係ない』という根拠がいくつも発見できました。

また、Braveの安全性についても調査しました。
次世代ブラウザのBraveと中国の関係性・安全性が気になる人は、ぜひ参考にしてみてください。
【調査結果】Braveと中国の関係性は?

結論から申しますと、「Braveと中国は全くの無関係」という調査結果が出ました。
調査結果を裏付ける理由として、以下が挙げられます。
1つずつ詳しくみていきましょう。
Braveの開発はアメリカのBraveSoftware社
Braveの開発はアメリカのBraveSoftware社が行っています。
中国の企業が、開発しているという記載はどこにもありません。
公式ページをくまなく見て回りましたが、何も出てきませんでした。

中国が関係しているということはなさそうです。
開発を指揮したのはブレンダン・アイク氏
Braveの生みの親であり共同創設者は、ブレンダン・アイク氏。

JavaScriptを開発し、プログラミングの世界では知らない人がいないほどの超有名人です。
同じwebブラウザである、『Firefox』の開発にも携わっていました。
このような方がブラウザ開発において、悪い方向へ向かう必要はないでしょう。
また、経歴を調べてみても、これといって中国と関係があるような人物ではありませんでした。
主要メンバー
主要メンバーの中にも、中国と深く関係がありそうな人物はいません。
公式ページに主要メンバーのリストが一覧で確認可能です。

所在地(カリフォルニア州)
Braveの所在地は、アメリカのカリフォルニア州です。
Google Mapにて、所在地を確認可能です。
口コミも存在しているので、実在する企業で間違いないでしょう。
Google Mapsで所在地が確認できるので、偽装している可能性は低いでしょう。

オープンソースを利用して開発している
Braveはオープンソースを利用して開発が進められています。
Googleが開発・管理している、『Chromium(クロミウム)』が、元です。
GoogleChromeの拡張機能をそのまま使えるのも、同じソースコードを利用しているからなんだ。

また、オープンソースなので、プログラムを公開し、誰でも閲覧できます。
不正なコードを入力することも原則可能ですが、信用問題に発展する可能性もあり、現実的ではないでしょう。
もしもコードが気になるようであれば、下記のサイトより確認できます。
どうしてこんな情報が流れた?
では、どうしてこのような情報が流れたのか、理由は以下の2つが考えられます。
1つずつ詳しく見ていきましょう。
中国で紹介制度があったため
過去にBraveは、中国に対して紹介制度を導入していました。
現在は実施されていません。

中国以外にも、
- インドネシア
- ロシア
- ベトナム
- ウクライナ
なども、紹介制度の対象でした。
しかし、不正利用が多発したため、現在は紹介制度の実施はされていません。
これが元となり中国との関係を疑う原因になったのかもしれません。
台湾メーカーのスマホにBraveが採用された
台湾メーカーのスマホにBraveが採用されたことがあります。
コインテレグラフジャパンが報じています。
→ HTCのブロックチェーンスマホ、分散型ブラウザのBraveをデフォルトで搭載へ
台湾メーカーのHTCという企業が発売したスマホに、Braveがデフォルト搭載されたといった記事内容です。
この企業提携を理由に、一部の人が中国と関係があると勘違いした可能性があります。
中国企業とは業務提携をしただけでなんの関係もないようです!

Braveの安全性4選

中国とは関係ないと分かったところで、安全性について調べてみました。
調べていくと安全性に関しては、高い水準を満たしています。
安全性を裏付ける4つは以下の通り。
1つずつ詳しく見ていきます。
大学の研究でも安全が認められた
Braveは主要なブラウザの中で、最も安全なブラウザと認められています。
ダブリン大学のトリニティ・ガレッジで実施されました。
→ 「Braveは最もプライバシーを確保したブラウザ」Google ChromeやSafariと比較:COINPOST
調査した主要ブラウザは以下の通り。
上記の6種類のブラウザです。
Braveはプライバシーの観点からも、最も安全なブラウザと認定されています。
Braveが安全と言える根拠は、
- 初期設定の段階からIPアドレスの追跡をさせるような識別子がない
- バックエンドサーバーとWebページの詳細を共有するシステムもない
といったことが挙げられます。
名の通ったブラウザよりも安全と言われているんだね!

『W3C』への参加
Braveは、非営利団体の『W3C』に参加しています。
Brave以外にも、
- Amazon
といった、IT関連企業が参加している、コミュニティになります。
他にも400以上の企業が参加しています。

また、『W3C』に参加するには、厳しい審査を通過する必要があります。
『W3C』に参加できていることも、安全性の担保と考えていいでしょう。
角川アスキー総合研究所が高速なブラウザとして認定
角川アスキー総合研究所がBraveを高速なブラウザと認定しています。
調査対象になったブラウザは以下の通り。
調査結果は以下の通り。

表示速度でも他のブラウザを圧倒しています。
ブラウザで主要サイトを表示するときに、『広告』がデータ量の大半を占めていると述べられています。
Braveに標準搭載されている、ブロック機能で余分な通信を遮断し、読み込むものを減らすことで表示速度の高速化を実現しているのです。
読み込むものが他のブラウザよりも少ないので、こういった点でも安全と言えるでしょう。
また、第三者機関から表示が高速と認定されている点も、安全安心と捉えて大丈夫でしょう。
有名スポーツ選手がアンバサダー
ボクシング前WBA世界ミドル級スーパー王者の村田諒太選手はBraveの公式アンバサダーを努めています。
アンバサダーに有名スポーツ選手を任命できるということは、ある程度信用が担保されている証と言えます。
また、選手側も怪しいアプリのアンバサダーをしようとは思わないはず。
このことからも、Braveは安心できるサービスと言えるでしょう。
まとめ︰Braveの開発元はアメリカの企業!安全性も担保されています!
今回の記事では、「Braveと中国の関係性」と「Braveの安全性」について解説してきました。
結論から言うと、『Braveはアメリカの企業が開発・運営している』ので、中国との関係はないと言えます。
他にも重要なことをまとめてみます。
といった結果になりました。
また、Braveの安全面についても安全が担保される事柄も多く、信頼されているブラウザと結論付けました。
安全に利用できるブラウザですよ!

ぜひ1度使ってみて、使い勝手の良さを体感してみてください。